1970-04-14 第63回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
かつての復金時代、それから、現在、これほど高度成長をしておるとき、一般金融のほうが相当いま高度成長で伸びているときに、さらにこれに拍車をかけるよりも、むしろ地域開発、その中にはいまの職住近接、一体となったところの地域開発が今後相当伸びなければならない。それについて、その道を開くべきだという意見を私は出しております。
かつての復金時代、それから、現在、これほど高度成長をしておるとき、一般金融のほうが相当いま高度成長で伸びているときに、さらにこれに拍車をかけるよりも、むしろ地域開発、その中にはいまの職住近接、一体となったところの地域開発が今後相当伸びなければならない。それについて、その道を開くべきだという意見を私は出しております。
○参考人(太田利三郎君) やっぱり海運と石炭というものが一番問題の企業でございますが、そのほかの問題の企業といたしますると、企業としてまとまったものはございませんで、雑産業その他と申しますかが、数字的に多くなっておりますが、ちょっと私、どういうものが入っておりますか、つまびらかにいたしませんが、おもに復金時代の引き継ぎがかなりあるようでございます。
第一は、開発銀行の石炭産業に対する融資の問題でありますが、その一番目は、復金時代からの年度別融資額及び累計(見返り資金からの分を含む)、二番目は、同じく復金時代からの返済額及び同累計、三番目は、その融資の返済残額、こういうふうな資料であります。
産業関連施設、これは港湾施設とか、埠頭、倉庫といったようなものでありますが、これが五十二社で五十一億二千万円、その他が四百社ございまして、これが百七十五億一千八百万円、これはいろいろなものがございまして、農林水爆、たとえば真珠の養殖でございますとか、あるいは木材を利用する工場といったような農林水産、それから運輸陸運、それから石炭以外のマイニング、都市ガス、離島航路、建設業君、それからこまかいものでは、復金時代
それから、やはり復金時代に福井の震災のあとで融資をいたしましたもの、それから復金時代に海外から引き揚げてきた人たちに対しまして融資をいたしまして、これがどうしてもその後よくならないで、結局返らなかった、こういうものがちょいちょいございまして、これが今まで償却いたしましたおもな対象だと記憶しております。
○今井(博)政府委員 特に問題になりますのは、復金時代にありました救済でございまして、これがやはり三十数億に上っておるのであります。これのたな上げ問題は従来からしばしば問題になっておりましたが、結局実現いたしませんでした。
大部分は復金時代の貸付承継債権と思います。
○今井(博)政府委員 そうすると、先生のおっしゃいました点は、開発銀行の、復金時代から引き続く開発銀行の関係、それから中小企業金融公庫、さらに商工中金、この三つに分けまして、一応炭鉱全部の融資状況なり最近の回収状況、どのぐらい残高があるか、そういう点を調べまして、それからでき得れば、中小炭鉱を別に一つやってみる、それからその差について調べる、こういうことでございますね。
○参考人(河野通一君) これは復金時代に、非常に弱体な由に対しても、相当――いわゆる御承知の傾斜生産ということが言われまして、相当弱体な山に対しても、唯一の燃料資源として、相当思い切った融資をいたしたものがございますが、それらがやはり、経済情勢の推移に関連いたしまして、だんだんいわゆる俗な言葉で言えば、つぶれるというものが出て参りました。
しかし先ほども申しましたように琉球復金時代に群島民が借りたお金については厳重な手段ではないにかかわらず、借りた金は返すという道義心から群島民は相当の無理をして月に約二百何十万という金を信用保証協会に返しておるという実情にかんがみましても、貸し倒れなどにはならないのみならず、これで助ける産業がしっかりしておれば決してそういうことはない。
この資金の融資につきましては、非常に問題も符に復金時代に多かったのでありますが、注意を加えて効率をはかっておるわけであります。
第三点は、中小企業金融公庫は、御承知の通り、一企業家あたり一千万円という限度になつておりますが、すでに復金時代あるいは見返り資金等によりまして融資を受けている場合に、それを含んで一千万円になるか、あるいは開銀、中小公庫とかの貸出しが一千万円になるのか、昔の分は除くのかという問題があるわけでありますが、われわれといたしましては、一応昔の分は除いて考えてみたい。
そういう点をあわせてやはり総合的に考えられることが――現在炭鉱に対する一般産業並びに国民の感情が、必ずしもかつての復金時代からの融資その他でよくありません今日、合理化資金の方に高炭価の問題を解決しようとして努力する場合に非常な支障がある。
それから開銀資金の償還の問題でございますが、これはお話の通り、今年は非常な引揚げ超過になつて参りまして、しかも今度返還いたしますのは復金時代の借入金でありまして、これは七分五厘、新規に借入れますのは一割の開発銀行資金であるというような点で、金利的にも、不況の石炭業界にとつては相当苦痛な問題でございますので、この問題についても、実はわれわれ石炭局といたしましては、いろいろ努力いたしておる状態でございます
それで大企業の方の回収の悪いものを持つて来て、それをあなた方は審議しておられるが、今まで開銀並びに復金時代から造船に一千億以上の融資をしておられるが、二十億しか返つておらぬでしよう。そういうことをしておいて、大衆産業に関係するものの方にしわ寄せするということがあつたら承知できない。これはどうなんですか。
われわれは計画造船の財政融資の総数をつかむ意味におきまして、まず第一に一次ないし四次の融資の実施——これはずいぶん古い復金時代のことでありますので、帳簿その他の関係もあろうかと思いますから都合によりまして残額でもいいと思います。
二次の分が同じく二月二十八日現在で一億九百五十二万円、これがいわゆる復金時代の融資の残高であります。この分は大体においてもう期限が来ておるのでありますが、一部期限延長を認められたのがありまして、一次の分で言いますと、期限が来ていわゆる延滞になつておる額が一億一千十八万二千円のうち九千七百八十六万円となつております。二次の分は八千二百五十七万円が延滞になつております。
但しお断りしておきますが、一次から四次までのいわゆる復金時代の融資で完済されましたものは、その帳簿、書類も別に整理されておりますので、倉庫の中まで行つて調べるのはどうかと思いまして、それは現在の融資残高が残つている分だけを調べ上げました。五次から九次までの分は、計画造船百九十八隻の全部に、開発銀行が多かれ少かれ関与しておりますので、その開発銀行の融資総額というものがわかるわけでございます。
いわゆる船舶関係資金でも、私の承知するところでは一千億円近い、九百二、三十億円ぐらいあるものと算定いたしますので、若し間違いでありますれば、これはあなたのほうが正確でありますからこれはその通りにいたしますが、それで、そのほか前の復金時代からの二千億円がある。
○小林政夫君 そうすると、今まで一応戦争中で殆ど目ぼしい船はやられておる、又港湾等もやられておる、結局普通の船会社は全く立ち行かんということで、それが復金時代からずつとあれしていて、船を造らせるということになつた。一件々々当つてみるとわかるのですけれども、大体のところでそういう正味資産のあるような会社がないというが、どうですか。
○小林政夫君 だから例えば復金時代に一億円借りたというのは、その後の時価に直しますと非常なものになつている、結局これも借入金だけれども、インフレ利潤というか、再評価差額ですね、これは……。
こういう現状をわれわれは知つておるのでありますが、会計検査院はこの復金時代の貸付金の回収状況に対して御調査をなさつたことがございますかどうか、承りたいと思います。
○柴田委員 復金時代に貸し付けました金と見返り資金で貸し付けた金と、それからこの二つを別個にいたしまして、この引継いだものを除いて開発銀行が貸し付けたもの、これらの貸付金の総額はおわかりでございましようか。
○小林説明員 復金時代のやり方はその当時の日本の経済事情も手伝つて、ある程度やむを得なかつた事情もあるとは思います。しかしながらその事務の取扱い方が必ずしも私は万全とは思つておりません。
○田中委員長 総裁に一言お聞きしますが、復金時代の幹部あるいは職員があなたのところに大分たくさんおりますね。
○説明員(河野通一君) 開発銀行は御承知のようにいろいろ変遷をいたしておりまして、現在の貸出残の中には、復金時代から引継いで来たものがあります。これは中小企業の別枠というものは実は資金的にはなかつたわけであります。あと整理の都合で中小企業向けというものは分けてはおりますけれども、別に資金的に別枠に出したわけじやございません。
この金庫は、あの見返り資金、それから開発銀行が貸した金、これは見返り資金が二十億であり、それから今までずつと開発銀行やその他復金時代からの受越しの金が、先般の資料によりますと、中小企業に対して百二十六億何がし、未回収のものが四億何がしというふうに出ておりましたが、これを全部承継することになるだろうと思うのであります。
○参考人(小林中君) これは大体復金時代におきまして債権の保証をいたしましたものが、そのまま開発銀行に引継がれておるのでございます。そうして開発銀行が順次保証をしております金融機関と交渉をいたし、整理の段階を辿つておりまして、この金額は順次減つておるんだと私は考えておるのでございます。